第131回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会
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会長挨拶
第131回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会
会長  長谷川 徹
川崎医科大学 整形外科学教室 教授

 この度、平成30年10月5日(金)、6日(土)の両日に第131回中部日本整形外科災害外科学会・学術集会を倉敷アイビースクエア、倉敷市民会館において開催させていただくことになりました。このような歴史と伝統のある会を主催させていただくこと、大変光栄に存じております。
 今回の学術集会は“誇りの継承-そして-”をテーマにさせていただきました。
 わが国の医学は、1774年に「解体新書」を刊行した杉田玄白らによって近代医学の基礎が作られ、19世紀になり備中国足守藩出身の緒方洪庵によって近代医学の幕開けを迎えました。その後の医療文化の成熟は目を見張るものがあり、整形外科学の医療水準は基礎科学ならびに臨床分野においても今や世界を凌駕するレベルに高まって来ています。これもこれまでの先輩方のたゆまないご努力の賜物に他なりません。そして今や、現在のわが国における整形外科を誇りに思う気持ちを次世代へと繋げていく段階に来ている感がします。これまでの整形外科学の歴史から学び得た知識や、過去からの経験に基づく技術を活かして、整形外科医が世代を超えて国民の健康寿命の延伸に向けての意識が高まり、その成果が示されればという願いから本学会のテーマを“誇りの継承”としました。さらに副題として“そして”を提示させていただきました。この意味するものは、継承した知識・技術を後進に伝え、さらなる高まりに導く義務が我々にあることを示しています。

 今回の学術集会を通して“誇りの継承-そして-”をテーマに整形外科学のさらなる発展に益することが出来ましたら幸甚です。