学会長ご挨拶
『今こそ見せよう!自治体病院の底力』
    ~地域に新たな架け橋を~
 平成23年3月11日に発生した東日本大震災で被災をされた皆様に謹んでお見舞いを申し上げます。また、被災地の自治体病院の一日も早い復興をお祈りいたしております。
 さて、第51回全国自治体病院学会は香川県高松市で開催の予定です。会期は平成24年11月8日、9日の2日間、場所はサンポート高松周辺のウオーターフロントで開催をいたします。本学会は東京開催で第50回の記念大会を迎えましたが、第51回大会では新たな半世紀の始まりの学会にふさわしいものになるよう香川県の自治体病院が一致協力をして準備をいたしております。
 われわれ自治体病院は長年にわたり地域の中核病院として、高度医療、救急医療、へき地医療を担うとともに、災害医療などの政策医療も行う、まさに地域になくてはならない病院であります。この度の大震災で被害を受けた多くの自治体病院職員が地域の医療確保のために献身的に業務を行い、全国の仲間が支援をしてきました。一方では、依然として医師、看護師不足に象徴されるように病院の運営や経営が非常に難しくなっているのが現状です。
 学会のメインテーマは「今こそ見せよう!自治体病院の底力」、サブタイトルを「地域に新たな架け橋を」といたしました。自治体病院が一丸となってその底力を発揮して、難局を乗り越えるべき時と考えております。
 学会では、例年通り総会特別講演は医療関連と文化関連の3題、大規模災害、地域医療サポートをテーマにした総会シンポジウム2題、そして9つの専門分科会を予定いたしております。講演や発表の中から会員の英知を集め、それぞれが情報を交換して地域医療体制の確立と医療水準のさらなる向上を図り、職場環境を整えて住民に信頼される病院が築かれることを願って開催をいたします。
 香川県には、「こんぴらさん」で親しまれている金刀比羅宮、松のきれいな栗林公園、源平合戦で有名な屋島やアートの島、直島など見所がいっぱいですし、おいしい讃岐うどんがあります。次回第51回大会に是非ご参加くださいますようお願いを申し上げます。


第51回全国自治体病院学会 学会長 松本 祐蔵
(香川県立中央病院 院長)
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