ARO協議会第8回学術集会
ご挨拶
ARO協議会第8回学術集会
会長 那須 保友
岡山大学 理事(研究担当)・副学長
 ARO協議会第8回学術集会を担当させていただくにあたり、ご挨拶を申し上げます。
 この度、2020年9 月に、岡山県岡山市で開催を準備しておりました「ARO協議会第8回学術集会」につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、2021年9月10日(金)~11日(土)の2日間、WEB開催に形態を変更しての開催とさせていただく事となりました。
 一般社団法人ARO協議会は、基礎研究から臨床開発までの幅広いライフサイエンス領域の研究開発について、実用化を目指した取り組みや、大学間の連携の推進を図るため、全国のアカデミアのネットワークを構築し、国民の健康と公衆衛生の向上に資することを目的として平成25年に設立されました。毎年学術集会を開催し、法人学術会員も18機関に増えるなど堅実に発展を続けております。さらに新型コロナウイルス感染症パンデミックにおいても、AROの様々な工夫により、治験や臨床研究の支援がなされており、AROのもつ可能性を十分発揮されております。
 本学術集会では、メインテーマとして「Sustainable development of ARO」を掲げ、アカデミア発のイノベーションを実用化させるために持続可能なARO運営と、イノベーション創出に欠かせない産学官のコミュニケーションの活性化を促すとともに、ベンチャー企業支援、臨床開発支援に関わる関係者の情報共有並びにスキルアップを図る機会にしたいと考えております。
 プログラムについては、特別講演、企画シンポジウム、各専門家連絡会主導のセミナー等を予定しております。アカデミアのみならず、産学連携に関心がある企業の皆様方にも興味を持っていただける企画を用意しております。
 講演やシンポジウムなど、終了後のある期間に限定して参加登録者が視聴できるようにするなど、工夫を重ねていきたいと存じます。多くの皆様のご参加をお待ちいたしております。