世話人挨拶
 日本糖尿病学会中四国支部の主催で年2回開催されていた「中四国糖尿病研修セミナー」が第20回をもって終了し、2019年以降は「中四国糖尿病療養指導スキルアップセミナー」に名称を変更して開催されることになりましたが、その第1回が2019年3月24日(日)に岡山市の岡山コンベンションセンターで開催されます。本セミナーでは糖尿病診療に関わる医師、看護師、薬剤師、栄養士、臨床検査技師、理学療法士の皆さんと日常臨床において問題となっているテーマについて共に考え、知識と手技のスキルアップを図りながら、対処法を探ることを目的としています。今回のテーマは「待ったなし!地域で支える高齢糖尿病医療」と題し、高齢糖尿病患者の特徴と治療上の問題点を踏まえた上で、急性期病院からクリニック・在宅医療へ、看護から介護へと地域で途絶えることのない糖尿病医療をどのように継続していくべきかを各職種の皆さんと一緒に考えてみたいと思います。実技面でのスキルアップとしては高齢患者のフットケアを取り上げ、またパネルディスカッションとしては各施設でのチーム医療と地域での各職種間の連携を強化して、個々の患者の情報共有を地域で共有できる具体策についてディスカッションを行う予定です。多数の方々の御参加をお待ちしております。
 第1回中四国糖尿病療養指導スキルアップセミナー 
世話人  松岡 孝 
((公財)大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 糖尿病内科)