第54回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会
ごあいさつ
第54回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会
中国四国支部学術大会
実行委員長 宮村 充彦

(高知大学医学部附属病院 薬剤部長・教授、高知県病院薬剤師会 会長)
 本年、10月31日(土)及び11月1日(日)の両日、高知市において第54回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会を開催することとなりました。本学術大会は、日本薬学会、日本薬剤師会及び日本病院薬剤師会が共催し、薬学および薬剤師職能に関連した学術研究発表等により活発な意見交換を行い、三団体が共催する日本では稀有な形式であります。
 さて、今回のテーマは、「薬学維新の時! 薬剤師職能の評価、そして更なる発展へ」と致しました。本学術大会が三団体の共催という形式になりましたのは、平成19年、第46回の高知での開催からであり、中国四国各県の開催を経て、丁度一廻りしたところであります。その間、薬学及び薬剤師職能を巡る環境は大きく変化して参りました。医薬分業の推進、チーム医療への参画、薬学6年制、基礎・臨床研究の融合によるイノベーションの推進、臨床研究の適正化等々、薬剤師職能は多様化し、さらに社会的にも求められる課題が多く、益々、「薬・薬・薬連携」が重要視されています。本学術大会では、皆様の最新の知見、その評価、将来展望等を発表し合い、十分に理解し、さらに発展する場を提供したいと思います。
 最後に、幕末から明治にかけて多くの志士を輩出した「土佐」のおおらかな風土と、美食美酒を満喫していただければ幸いです。
 実行委員会一同、本学術大会への多くの先生方、学生の方々のご参加、ご発表を心からお待ち申し上げます。


平成27年4月吉日