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第59回 日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会 中国四国支部学術大会
ご挨拶
第59回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会
「基礎、臨床および教育を支える薬・薬・薬の三本柱」

実行委員長  直良 浩司

(島根県病院薬剤師会 会長、島根大学医学部附属病院 教授・薬剤部長)

 このたび、第59回日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会中国四国支部学術大会を担当させていただくこととなりました。
 今回の学術大会はメインテーマを「基礎、臨床および教育を支える薬・薬・薬の三本柱」といたしました。古代の出雲大社は地上40メートルを超える高層神殿であり、巨木3本を束ねた太い柱によって支えられていたとされています。この学術大会は、全国の他のブロックではみられない薬学会、薬剤師会、病院薬剤師会の3団体が合同で開催するものであり、出雲大社を支えていた強固な柱を連想させます。本学術大会において、各団体の会員が相互に交流し、基礎・臨床研究、臨床業務、そして薬学実務実習など、相互に関連のある様々なテーマについて研究発表、情報交換が展開されることを期待いたします。
 学術大会では、京都大学大学院薬学研究科教授の中山和久先生ならびに武庫川女子大学国際健康開発研究所所長の家森幸男先生による特別講演のほか、薬剤師の未来を拓く卒後教育に関連する教育講演2題、薬剤師によるエビデンス創出、薬剤師の地域連携、薬学生実務実習における大学・薬局・病院の連携についてのシンポジウムを計画しております。その他、一般講演や共催セミナーなどとともに、本学術大会のプログラムが、皆様の今後の学術研究活動や薬剤師業務の発展の一助となれば幸いに存じます。
 本年初頭からの新型コロナウイルス感染症の影響で、本学術大会の開催形態も変更せざるを得ない状況となりました。詳細は本サイトにて随時お知らせいたしますが、1日目の夕刻に予定していた連絡協議会(懇親会)は中止といたします。また、特別講演をはじめ一般講演を含むすべてのプログラムをWEB形式にて行うこととさせていただきます。このように例年とは異なる形式とはなりますが、多くの薬学研究者、薬剤師の方々にご参加いただき、活発な学術交流の場となることを期待いたします。

 多くの皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
主催/日本薬学会中国四国支部・日本薬剤師会中国四国ブロック・日本病院薬剤師会中国四国ブロック