大会事務局
北海道済生会小樽病院
整形外科
〒047-0008
北海道小樽市築港10-1 
TEL:0134-25-4321(代)
FAX:0134-25-2888
運営事務局
株式会社キョードープラス
〒701-0205
岡山県岡山市南区妹尾2346-1
TEL:086-250-7681
FAX:086-250-7682
E-mail:elbow2019@wjcs.jp
会長挨拶
第31回日本肘関節学会学術集会
会長 和田 卓郎
社会福祉法人恩賜財団済生会支部 北海道済生会小樽病院 病院長
第31回日本肘関節学会学術集会を開催するにあたり
 第31回日本肘関節学会を小樽市で主催させていただくことを大変光栄に存じます。会期は2019年2月8日(金)、9日(土)の2日間、会場はJR小樽築港駅に隣接したグランドパーク小樽です。札幌医大整形外科同門としての開催は、恩師石井清一名誉教授が第3回学術集会を東京で開催して以来28年ぶりです。北海道での開催は北海道記念病院の故三浪三千男名誉院長が第14回学術集会(札幌)以来17年ぶりになります。

 本学術集会のテーマは「新時代への発信―Inspire the New Era」とさせていただきました。平成元年、研究会として発足した日本肘関節学会は、まさに平成の歩みとともに発展して来ました。解剖、バイオメカニクスなど基礎研究による病態の解明、肘関節鏡、コンピュータ支援手術など新しい治療法、fresh cadaverを用いた教育などが、肘関節疾患の治療成績を飛躍的に改善させました。改元を控えた大きな節目に開催される第31学術集会では、31年間の研究成果の蓄積を振り返ると共に、日本肘関節外科学会の新時代を発信(Inspire)したいと思っております。

 主要テーマとしては、札幌医大が取り組んできた肘関節鏡、テニス肘、スポーツ障害、肘関節拘縮、腫瘍、外傷、バイオメカニクスなどを考えており、特別講演、シンポジウム、パネルディスカッションを企画するつもりです。ランチョンセミナー、モーニングセミナー、ハンズオンセミナーも予定しています。外国人ゲストは米国Mount Sinai HospitalのMichael R Hausman 教授、韓国Asan病院のIn-Ho Jeon教授、香港中文大学のClara Wang教授をお呼びする予定です。

 学会の運営に関しましては、地方の一般病院ではなにぶん不慣れで、マンパワーも不足しています。山下敏彦教授と札幌医大整形外科学教室・同門会の全面的な支援を受けながら行ってまいります。

 小樽市は、かつて北海道の商都として栄えた歴史あふれる港町です。札幌医大整形外科初代教授河邨文一郎先生が生まれた街でもあります。学会開催期間は、札幌では雪まつり、小樽では雪灯りのイベントが開催され小樽運河が美しくライトアップされます。近隣にはキロロ、ニセコなど日本有数のスキーリゾート地が控えています。何よりも、小樽には寿司屋が軒を並べる寿司屋通りがあり、絶品の寿司を楽しめます。学術面のみならず、北海道小樽の冬をご家族で存分に楽しんでいただければと思っております。皆さまのご参加をお待ちしております。