第111回日本循環器学会中国地方会
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会長挨拶
 この度、日本循環器学会の第111回中国地方会を2017年12月2日 (土) に岡山県倉敷市の倉敷芸文館で開催させて頂くことになりました。伝統ある学会の会長を務めさせて頂きますことを大変光栄に存じております。

 本学会は、中国地方で循環器疾患の診療に携わる内科系・外科系の医療関係者が一同に会し、循環器疾患に関する基礎・臨床研究や症例報告などを発表し議論する場ですが、一方で、研修医さらには学生らによる発表を通じて、若い才能を育むこと、また循環器診療に興味をもって、この領域で活躍することに繋がる場となることも本学会の重要な役割です。さらにコメディカルの方々にも多くの演題を発表していただき、循環器医療に携わる多職種間で情報を共有し交流を深める場としても重要です。

 プログラムとして、一般演題、Young Investigator’s Award (YIA)セッション、教育講演、研修医セッション、コメディカルセッションなどを予定しています。現在、循環器診療においても、超高齢化社会の影響を大きな影響を受けており、そのような背景のもと、今回、特別企画として、“低侵襲循環器診療”を取り上げる予定です。また、教育的なプログラムもより、充実できればと考えております。教育講演は、内科系では京都大学 木村 剛 先生、外科系では関東労災病院 華山 直二 先生をお招きし、循環器病学に関する最新の話題をご講演いただきます。さらに翌日の12月3日(日)には市民公開講座も企画しています。

 皆様方におかれましては、本会の開催趣旨をご理解いただき、ご支援・ご協力をお願い申し上げる次第です。12月初旬の倉敷市はまだそんなに寒くなく、時間が許せば、倉敷美観地区にも足を延ばして、楽しんでいただければと存じます。是非、多くの皆様方のご参加をお待ちしています。
第111回日本循環器学会中国地方会
会長 門田一繁

(公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院 循環器内科)