会長挨拶

ご挨拶
日本糖尿病学会中国四国地方会第49回総会
会長 松本 俊夫

(徳島大学大学院 ヘルスバイオサイエンス研究部
生体情報内科学 教授)


   日本糖尿病学会中国四国地方会第49回総会を2011年11月11日(金)、12日(土)の2日間、徳島市のアスティ徳島で開催させて頂くこととなりました。この様な機会を頂きましたことを大変光栄に存じます。
   わが国の糖尿病患者は急速な勢いで増え続けており、その予防および治療は喫緊かつ重要な社会的課題となっています。一方、基礎・臨床の両面における糖尿病学の進歩には目覚ましいものがあり、これらの進歩を数多くの糖尿病患者の日常診療に迅速かつ適切にフィードバックする必要があります。本地方会総会は、毎年1回、中国四国地区において糖尿病の診療、研究或いは教育に携わる医師や医療スタッフが一堂に集い、最新情報を共有すると共に相互の情報交換を行うという貴重な機会となっています。そして中国四国地区における糖尿病の診療レベルの向上、および新たな戦略や連携体制の構築を進める上で、本地方会総会の役割は益々大きくなっていると思います。
   増え続ける患者に対し、糖尿病診療に精通した専門医や療養指導士などの医療スタッフ数の不足も問題となっています。本会のもう一つの大きな目的は、今後の糖尿病の診療および研究の牽引車となりうる優秀かつ将来性のある若手を発掘し育てることです。このため第46回谷澤幸生会長が主催された総会以来継続されている、優れた発表者への日本糖尿病学会中国四国地方会若手奨励賞(YIA)の授与を行います。抄録による予備審査で選ばれた演題の中から、選考を兼ねたYIAセッションで発表頂いた上で若干名に授与する予定です。
   今回は、特別講演の演者として日本糖尿病学会理事長の東京大学・門脇孝教授をお招きし、最新の情報と共に今後の展望をお話し頂きます。また教育講演にも西日本を中心に全国から糖尿病の診療・研究をリードしておられる先生方をお招きし、ご講演を頂く予定としております。また、糖尿病死亡率全国1位を続けるという不名誉な記録を更新中の徳島において、この貴重な機会を捉え学会2日目の午後に地域の皆様にご参加頂き徳島市医師会および日本糖尿病協会徳島支部と共催で市民公開講座を開催させて頂きます。多くの市民の皆様のご参加を期待しています。
   徳島は温暖な気候と海の幸、山の幸に恵まれ、鳴門の渦潮、藍染めの里などの観光地や大塚美術館などの文化施設もあります。学会ご参加の折に少し足を伸ばしてお楽しみ頂ければと思います。
   最後になりましたが、本会の開催にあたり多方面の方々からご指導、ご支援およびご協力を頂いております。関係各位には心より御礼申し上げますと共に、本会が中国四国の糖尿病学会員の貴重な交流の場として益々発展することが出来ますよう尽力させて頂きます。多くの皆様方のご参加を心よりお待ちしております。