The Japan Diabetes Society
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会長挨拶
日本糖尿病学会中国四国地方会第56回総会
会長 奥屋 茂
山口大学大学教育機構 保健管理センター 所長
 2018年10月26日(金)、27日(土)の2日間、下関市の海峡メッセ下関にて、日本糖尿病学会中国四国地方会第56回総会を開催することとなりました。このような機会をいただきましたことを大変光栄に思っております。
 我が国の糖尿病有病者は1000万人を超え、その合併症の発症や重症化予防がさらに重要な課題となっています。従来からの細小血管・脳心血管合併症に加えて、癌・認知症・非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が糖尿病合併症として注目されるようになり、病態の基礎として肥満とともにサルコペニア・フレイルも重要視されるようになりました。重症化予防対策として、低血糖を起こしにくい薬物やアドヒアランス向上が期待される週1回製剤が普及してきており、さらに質の高い血糖コントロールを目指して持続血糖モニタリング機器も簡便に使用可能となってきています。また、糖尿病患者の高齢化も進み、医療連携やチーム利用の重要性も増しています。このように糖尿病の理解は深まり、治療・管理方法も日々進化・進歩しており、糖尿病があっても長生きできるようになってきています。
 第46回総会が宇部市で開催されてちょうど10年、2018年は明治維新150年の記念すべき年でもあります。維新発祥の地でもある下関で開催させていただく本総会において、特別講演・教育講演・コメディカルセミナーなどを通じて、参加される方々にとって、今後の糖尿病診療をさらに進めて行くことができる最新の知識を共有できる場となるように努めたいと思います。
 JR 下関駅にほど近い会場に、多くの方々にご参加いただき、多岐・多方面にわたる演題発表により、本会が活発で有意義なものとなりますことを祈念しております。
 下関にて、皆様にお会いできることを楽しみにしております。