日本糖尿病学会中国四国地方会第58回総会
会長挨拶
日本糖尿病学会中四国地方会第58回総会
会長 村尾孝児

香川大学医学部 内分泌代謝・先端医療・臨床検査医学講座 教授
 このたびは日本糖尿病学会中国四国地方会第58回総会を香川県で開催させていただくことになり、大変光栄に存じます。
 日本糖尿病学会中国四国地方会は、会員の知識の向上、交流のみならず、会員の連携を橋渡しする役割、未来の糖尿病医療を担う若い世代の方々の登竜門の場としての意義が大変高い学会と思われます。現在、日本における糖尿病患者数は約1,000万人、予備群を含めると約2,000万人に達しています。この現状を鑑み、本会では糖尿病診療を効果的に実践し、地域連携を密にして明るい社会の実現に貢献できる医療人を育成するように準備させていただいています。そこで今回の特別講演では、日本の糖尿病医療をリードする山内敏正先生(東京大学)にご講演を賜ります。また和田隆志先生(金沢大学)、岩部美紀先生(東京大学)より糖尿病診療における最新の話題について教育講演をいただきます。また本会が13年ぶりに香川県で開催されるにあたり、地域からの発信として『希少糖』につきまして新たなセッションを設け、会員の皆様に情報を提供させていただきます。さらにYIAセッションを含めまして糖尿病診療に関わる若い世代の方に興味を持っていただける学会になるように企画を考えています。
 多数の先生方とメディカルスタッフの皆様のご参加をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。