世話人挨拶
第16回中四国糖尿病研修セミナー
世話人 松久宗英
(徳島大学糖尿病臨床・研究開発センター)
ご挨拶
 この度、平成28年9月25日(日)に第16回中四国糖尿病研修セミナーを徳島県で開催させていただきます。本セミナーは年2回、岡山県と中四国の他地域での交互開催となりますが、今回は徳島県で2回目の開催となり、糖尿病に関わる課題が多い地域として、貴重な機会を賜りますこと、関係の先生方に心より御礼申し上げます。
 今回のテーマは「患者に資し地域に活きる糖尿病チーム医療」とさせていただきました。日々進歩する糖尿病診療の中でも、地域に貢献する糖尿病療養指導、高齢糖尿病患者への実践的対応、そして糖尿病腎症予防を実現するためノウハウを中心に、多職種の療養指導のエキスパートの先生方から、そのアップデイトと創意工夫についてお話しいただき、様々な臨床現場でも応用できるよう皆様方と議論する機会を設けたいと思います。また、教育講演1では、長年にわたり富山県での地域ぐるみの糖尿病医療をけん引されてこられた小林正先生(高岡ふしき病院)より、先生の豊富なご経験に基づく地域医療とチーム医療の真髄についてご講演をいただき、また1型糖尿病治療の基本について研究室の黒田暁生より披露させていただきます。
 本セミナーが中四国の糖尿病療養指導士の方々にとって、新しい気付きと、さらなるモチベーションの高揚から、目前の糖尿病患者の方々の笑顔につながりますことを祈念しております。少しアクセスの悪い徳島ですが、多くの方々とお会いできますことを楽しみにしておりますので、是非とも奮ってご参加ください。