このたび、第16回日本医療マネジメント学会学術総会を平成26年6月13日(金)、14日(土)の2日間にわたり、岡山市で開催させていただく事になりました。関係者一同その責任の重さを痛感し、全国からご参加の皆様に満足していただける学術総会運営を目指し、鋭意準備を進めております。
今回の学術総会では 『楽しく働くために ―医療の進むべき姿を求めて―』をメインテーマといたしました。私自身は、常日頃から、「医療は人を対象にする仕事であり、それは当然相手がある事だから、相手の都合に振り回され、自分の時間が十分にとれず、夜遅くまで拘束されることは珍しくない。そのため医療を自分の仕事として維持するためには、職場・仕事が楽しくないとできない。」、と考えています。
そのような意味で今回は 「楽しく働くためにどうすれば良いか。」をテーマにさせていただきました。
また、従来から本学会で情報発信されている、クリティカルパス、医療安全、医療連携をはじめ、職員教育、医療経営なども幅広く討論の課題としたいと思っています。
講演には、作家の藤原正彦先生、ノートルダム清心学園理事長の渡辺和子先生、厚生労働事務次官の村木厚子先生、市民公開講座として東京大学教授のロバート・キャンベル先生など、各方面をリードする方々を幅広くお招きしておりますので、是非ご聴講ください。
今回の学術総会は、地元岡山県に、よりよい医療マネジメントマインドを持ち込むことのみならず、岡山県の医療状況を他県にも知っていただくことも一つの目的です。その意味で、本学会の企画・運営は、岡山医療センターを中心に、日本医療マネジメント学会岡山県支部に所属する多数の施設が分担・協力し、岡山らしさを表現すべく企画を練っておりますのでご期待ください。