パネルディスカッション6
パラメディカルが活躍する地域連携パス
from 愛媛
四国がんセンター 薬剤科科長、
大城外科こもれび診療所
オーガナイザー/ 座長:江口 久恵(えぐち ひさえ)
座長:大城 良雄(おおしろ よしお)
〜自分たちがやりたい(やるべき)患者ケアが、実際にできていますか〜
このセッションでは、在宅医療を含めた地域連携医療にかかわるパラメディカル(コメディカル)の役割をテーマに議論します。
2010年の診療報酬改定に伴い、チーム医療の推進が評価され、専門医とともに専門・認定のパラメディカルの活躍が期待されています。しかし、在宅における緩和ケアはなかなか普及していないのが現状です。在宅緩和ケアが遅れている要因としては、医療者や家族の負担が大きいことや不十分な連携体制、医療従事者の育成が遅れていることなどがあります。
一方、在宅緩和ケアに熱心に取り組む病院の中には、顔の見える連携体制の構築や地域の医療・介護従事者の教育を目的とする勉強会などを開催し、地域のがん医療のレベルアップを図っている病院も多数見られるようになりました。
このセッションでは、「がん緩和期退院患者」を架空症例として取り上げて、ケアの各ポイントについて演者の方々にコメントを頂いた後に、パラメディカルがどう動くべきかについてフロアからも活発なご意見を頂きたいと思います。
演者は、松山で一番在宅の応需が多いライフケア薬局東野店の中矢先生、がん化学療法を受けながら在宅看護を導入される患者さんや積極的ながん治療を終了して終生期となられている患者さんが在宅に戻られる時の調整を勢力的に行っている病院と地域を繋げているベテル病院在宅療養支援センターの地域看護専門看護師の吉田美由紀さん、松山赤十字病院の退院調整担当の土谷仁美さん、あうん介護相所のケアマネージャーの矢川ひとみさんにお願いしています。尚、座長は、おおしろ外科こもれび診療所の大城良雄先生と江口が担当致します。
在宅医療に従事しているパラメディカルのみなさん、一緒に考えてみましょう。
ご参加をお待ちしています。