シンポジウム4
リハビリの活躍するパス
福井総合病院 副院長
黒部市民病院 リハビリテーション科
オーガナイザー/ 座長:勝尾 信一(かつお しんいち)
座長:島倉 聡(しまくら さとし)
今、病院組織の中でリハビリが脚光を浴びています。すなわち、大腿骨頚部骨折や脳卒中の地域連携パスでは中心的役割を果たしています。また、DPCや回復期リハビリテーション病棟の包括対象にされていないことから、活動が制限されません。しかし、パスの眼を向けてみると、それほどリハビリが重要視されてきたでしょうか?看護師、医師が中心となってパスを作成し、リハビリの関与の少ない施設が多いのではないでしょうか?そこで、今回のシンポジウムでは既に活躍しているリハビリスタッフの発表を元に、パスにおけるリハビリのあり方を見直したいと考えます。対象は、院内で使用されているパスに絞り、地域連携パスは含みません。そして、パスにリハビリがどのように参加しているか、リハビリの参加によってどのような効果が現れているかをパスとリハビリの両方の視点から、という2点を論じていきたいと思います。シンポジストは過去のパス学会で発表経験のあるリハビリスタッフから、分野に偏りがないように選出しました。さあ、パス学会に参加するリハビリスタッフの皆さん、全員集合して元気になりましょう。