ご挨拶
第101回日本神経学会 中国・四国地方会
会 長 砂田 芳秀
川崎医科大学神経内科学 教授

この度、第101回日本神経学会中国四国地方会を2016年12月3日に岡山国際交流センターで開催させていただきます。本年6月には出雲の地で記念すべき第100回地方会が島根大学医学部内科学講座内科学第三の山口修平会長のもとで開催されました。東京大学神経内科の医局には「あせらず背のびせず100年後のために」という初代豊倉康夫教授の書が掲げられていますが、中国四国地方会も既に50年の歴史を刻んできたことを思うと感慨深いものがあります。
第101回地方会からわれわれは100周年に向けて新たな一歩を踏み出すことになります。会員の皆様と一緒に臨床神経学の発展に資するような学会開催を目指したいと思いますので、多くの先生方のご参加と活発な討論をお願いいたします。
ご承知のように新規抗てんかん薬が次々上梓され、てんかん診療が新たなステージを迎えつつあります。ランチョンセミナーでは「てんかん診療」をテーマに取り上げる予定です。
また、地方会の開催に合わせてハンズオンセミナーを開催させていただきます。今回は電気生理検査の中でも最も基本となる神経伝導検査の実技指導を行います。多くの若手神経内科医に参加いただけると幸いです。
年末のお忙しい時期ですが、ぜひ岡山においでいただきますよう、教室員一同、万全の準備を整えてお待ちしております。