年会事務局
広島大学 大学院医歯薬保健学研究科
生薬学研究室
〒734-8553
広島市南区霞1-2-3
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FAX:082-257-5335
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実行委員長:松浪 勝義
運営事務局
株式会社キョードープラス内
〒701-0205
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E-mail:jsp2018@wjcs.jp
ご挨拶
日本生薬学会第65回年会は、平成30年9月16日(日)・17日(祝)の2日間、安田女子大学安東(やすひがし)キャンパス(広島市安佐南区)において広島大学と安田女子大学で共同開催されます。

広島県で開催される日本生薬学会年会は、昭和38年の第10回(広島大学)、平成7年の第42回(福山大学)に続いて3回目であります。広島県は漢方医学の盛んな土地で、後世の漢方医学に絶大な影響を与えた吉益東洞生誕の地でもあります。現在、吉益東洞顕彰碑が広島大学霞キャンパスにありますので、お時間の許す先生には訪れて頂けたらと思います。多くの尊い命を救ってきた薬は天然の草・木に源を発するものが数多くあり、その草・木の組み合わせの妙で、漢方医学で使われる処方が構成されています。これらの草・木の薬効成分の探索、そしてその組み合わせの薬学的解析の結果を本学会で、発表し、討論して有意義な時間を過ごして頂きたく存じます。

本年会では、会長講演、特別講演、シンポジウム、受賞講演、一般発表(口頭・ポスター)を計画しています。2題の特別講演では、漢方の実用面から、および漢方に関する教育について行っていただく予定で、漢方を市民に啓蒙する意味において、この2題を市民公開講座と位置づけております。また、シンポジウムでは「遺伝子組換えやゲノム編集による品種改良」と題し、その方面の第一人者による討論会が企画されております。会員の皆様におかれましては、天然物の成分探索・構造決定、生物活性、生合成、品質評価・栽培、形態、漢方医学など、多岐に亘る研究領域からのご参加ご発表いただき、活発なご討論をお願い致します。

本年会の会場である安田女子大学薬学部の安東校地は、広島中心部から交通の利便性もよく、風光明媚なキャンパスです。校庭にあります、広島がほこる彫刻家、杭谷一東の大理石の彫刻も御鑑賞いただけましたら幸いです。実行委員会・事務局一同、多くの方のご参加を心よりお待ちしております。
日本生薬学会第65回年会
年会会長 大塚英昭

(安田女子大学 薬学部)
年会実行委員長 松浪勝義
(広島大学 医歯薬保健学研究科)