この度、2020年3月8日（日）香川県県民ホール（レグザムホール）において第20回日本褥瘡学会中国四国地方会を開催する運びとなりました。　会長を仰せつかりました　三豊総合病院　看護部　政田美喜でございます。謹んでご挨拶申し上げます。平成から令和へ元号が変わり、オリンピックイヤーの記念すべき年に節目となる第20回の会長を仰せつかりましたこと、光栄に思うと同時に大変身の引きしまる思いでございます。多くの方に「参加したい」、「参加して良かった」と思って頂ける有意義な会を目指して、現在鋭意準備しているところでございます。
1998年日本褥瘡学会が発足し、褥瘡ケアの重要性が意識づけられ、診療報酬算定や専門性をチームで担うなど、地域連携も含めてチーム医療の先がけとなり大きな発展を遂げています。また、近年では褥瘡に関連付けられたMDRPUやスキンテアのなどケア領域の拡大が続いており、今後は医工学の研究が進み予測的診断や予防的ケアも変化しつつあります。　2020年の節目を飾るテーマを「多職種プレイヤーによる未来へ向けた褥瘡ケアのバトンリレー」としました。参加の皆様には、これまでのケアの振り返り、そしてより専門性を生かした多職種プレイヤーの競いと連携、そして時代が変わっても未来へ繋ぐべきことを残しつつ、新たな事象を見出せる感慨深い機会となることを願っております。