第14回 1型糖尿病研究会 科学と技術の進歩をあなたに 会期/2016年11月5日(土)・6日(日) 会場/ルネッサンスリゾートナルト 〒772-0053徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦字大毛16-45 TEL:088-687-2580 会長/松久宗英 徳島大学糖尿臨床・研究開発センター
会長挨拶
第14回1型糖尿病研究会の開催にあたり

会長 松久宗英
(徳島大学 先端酵素学研究所 糖尿病臨床・研究開発センター)
謹啓 
 時下、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
 さて、本年11月5日、6日に第14回1型糖尿病研究会を徳島県で開催させていただきます。世界的に増加が推察されている1型糖尿病患者に対し、本会はその成因と病態の探索から根治的治療への開発をめざした基礎研究を中心にこれまで開催されてきました。一方、近年の医療工学の進歩により、持続血糖モニタリング(CGM)、プログラム型インスリンポンプ、そしてその融合であるCGMセンサー付きインスリンポンプ(SAP)が開発され、1型糖尿病診療がめざましく進歩をとげています。この時期に本会をお世話させていただくに当たり、1型糖尿病学のScienceとArtが融合した1型糖尿病患者の未来を灯す研究会にしたいと考え、今回のテーマを「科学と技術の進歩をあなたに」とさせていただきました。
 特別講演には、米国から元Children's Hospital of Los Angelesの小児科部長でアメリカ糖尿病学会の会長を務められたFrancine R. Kaufman先生にお越しいただきます。先生の小児科医としての長年の御経験と、1型糖尿病先進治療であるクローズドループインスリン療法についてご講演をいただきます。また、優れた免疫学の研究から見出されたシーズを1型糖尿病治療へ開発応用をめざされている徳島大学の安友康二先生から教育講演を賜ります。さらに、我が国のこの分野のエキスパートの先生方より、研究のアップデイトとライフステージに即した1型糖尿病診療に関するシンポジウムを企画しております。皆様方より、多くの一般演題も賜りますようお願い申し上げます。
 会場のルネッサンスリゾートナルトは、渦潮やワカメ、鯛で有名な鳴門海峡に近い海沿いの名勝リゾートホテルです。すぐ近くには、世界の絵画が楽しめる大塚美術館もありScienceのみならずArtそして徳島の海山の幸をご満喫いただける機会でもあると思います。多くの方々とお会いできることを楽しみにしておりますので、是非奮ってご参加ください。
謹白
会場案内