倉敷アイビースクエア
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第45回 中国・四国整形外科学会 会長
長谷川 徹
川崎医科大学整形外科学 教授

 この度は、第45回 中国・四国整形外科学会を平成24年11月10日(土)、11日(日)の2日間、倉敷アイビースクエアにおきまして、開催させていただくことになり、誠に光栄に存じております。本学会の伝統を守り、若手の臨床医・研究者の活性化を図るため実りある学会になりますことを願っています。どうか会員の先生方には、ご指導ならびにご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 今回の特別講演はナカシマメディカル株式会社 代表取締役社長 中島義雄様をお招きしご講演いただきます。同社は長年にわたり整形外科治療材料の開発に力を入れられており、患者さんのより良い生活に貢献できるよう取り組んでこられています。今回は開発企業を代表してわれわれに多くの示唆をいただけるものと期待しています。ランチョンは“天領セミナー”として、滋賀大学整形外科学教授 松末吉隆先生、琉球大学整形外科学教授 金谷文則先生、東京厚生年金病院整形外科部長 柏口新二先生、群馬脊椎脊髄病センター長 清水敬親先生を、またイブニングセミナーには東京大学大学院医学系研究科 関節機能再建学講座 特任教授 高取吉雄先生にお願いしています。
 倉敷は、古くから上方への物資輸送の集積地として栄え、寛永十九年(1642)に幕府直轄地、「天領」となり代官所が置かれました。明治になり大原氏を中心に代官所跡に倉敷紡績(クラボウ)が設置され、現在では産業ならびに芸術の分野でも世界に通ずる町となっています。また一歩、倉敷を北に足を伸ばすと、その昔、吉備国として畿内や出雲国と並んで勢力を持ち巨大古墳文化を有していた地を訪ねることができます。秋の紅葉シーズンの一時を学会と共に悠久の時を楽しんでいただけたらと思います。

 第45回の本学会が有意義で実りの多い学会になるために、多くの演題をご応募いただき、多くの会員の皆様が参加され、活発なご討論が行われる場を準備するよう、脊椎・災害整形外科学教室、骨・関節整形外科学教室、ならびにスポーツ・外傷整形外科学教室一丸となって鋭意準備に努力しております。そしてこの学会が、整形外科治療の向上と国民生活の向上に更に寄与できるように、会員の皆様のご支援とご協力を心からお願いする次第でございます。倉敷の地へ多くの皆様がお出で頂くことを心からお待ち申し上げております。
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