第25回日本在宅ケア学会学術集会 in高知
ご挨拶・開催概要
ご挨拶
第25回日本在宅ケア学会学術集会 in高知
  学術集会長  森下 安子

高知県立大学看護学部 教授
 このたび、第25回日本在宅ケア学会学術集会をオリンピックが開催されます2020年6月27日(土),28日(日)に高知市文化プラザかるぽーとにて開催させていただくことになりました。貴重な機会を賜りました理事長、理事、代議員、関係者の皆様に深く感謝申し上げます。
第25回学術集会のメインテーマは、「ライフ・デザインと多職種協働~主体的選択を地域で支える仕組みづくりに向けて~」です。制度の持続可能性が懸念される中で、少子高齢化による人口構造の変化に伴い、保健医療福祉のニーズは増加、多様化すると予想されます。このような中、在宅ケアに従事する専門職には、人々の多様性を認め、主体的選択を地域で支える仕組みづくりが求められており、このテーマとしました。
 高知県は、全国に先行して人口の自然減に突入したのは1990年で、全国より15年先行しているといわれています。また少子高齢化も全国より10年先行し、高齢化率は2019年7月現在35.1%(高知県統計分析課発表)、中山間地域が県土の9割以上を占めています。このように少子高齢化、過疎化、人口減に伴う経済規模の縮小という課題に対し、わたしたちは何をすべきか、誰もが住み慣れた地域で、自分らしく、安心して暮らし続けるための取り組みについて、多職種で考え、知恵を出し合う場となればと考えています。今学術集会を通して、実践・研究に関するそれぞれの活動や取り組みの発表を基に、在宅ケアの課題や方向性について活発に議論し、交流を深めたいと考えております。会員の皆さまには、口演発表、示説発表に多数ご発表していただけますようお願いいたします。
 高知は、“暑苦しいほどあったかい”、“だれでも大事にする、まるで高知県がひとつの大家族”のように、「人と人とのつながり」が息づいており、高知県は一つの大家族やきという「高知家」を銘打ち、様々な課題に挑戦しています。そして、なによりおいしい食べ物、自然の豊かさもあります。
 多くの皆さまのご参加を、高知家一同でお待ちしています。
開催概要
学会名称
第25回日本在宅ケア学会学術集会 in高知
会 期
2020年6月27日(土)・28日(日)
会 場
高知市文化プラザ かるぽーと
〒781-9529 高知市九反田2−1
学術集会長
森下 安子(高知県立大学看護学部)
学術集会事務局
高知県立大学看護学部
在宅看護学領域
〒781-8515 高知県高知市池2751-1
E-Mail:jahc25@cc.u-kochi.ac.jp
運営事務局
株式会社日本旅行 コンベンショングループ
〒700-0023 岡山県岡山市北区駅前町2-1-7 JR西日本岡山支社ビル1階
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E-Mail:jahc2020@wjcs.jp