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SST普及協会
第25回学術集会in山口 
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SST普及協会 第25回学術集会in山口
プログラム
LIVE配信セッション
2021年12月4日(土)
大会長講演「精神疾患とその治療の多様性」
座長:丹羽 真一先生(福島県立医科大学会津医療センター)
12月4日(土) 9:00~9:50
中川 伸先生(山口大学大学院医学系研究科高次脳機能病態学講座 教授)
『近年ICDが改訂され、精神疾患の診断、精神症状をどのようにカテゴリー化できるのか、が再注目されています。講演では診断基準には含まれない症状などをどのようにとらえ、治療・サポートするのかを現代的に考えてみたいと思います。』
教育講演1「対人関係療法による気分変調症へのアプローチ
座長:渡邊 朋之先生(医療法人社以和貴会 いわき病院)
12月4日(土) 10:00~10:50
安達 圭一郎先生(山口大学大学院医学系研究科 保健学専攻(臨床心理学))
『対人関係療法(IPT)は,国際的なガイドラインでもうつ病等に対する有効な治療法として位置づけられるなど,認知行動療法と双璧をなす期間限定精神療法として知られています。当日はIPTの治療プロセス等についてお話しします。』
スポンサードセミナー1「就労を目指した支援について~認知機能障害を中心に~」
12月4日(土) 11:00~11:50
 座長: 中川 伸先生(山口大学大学院医学系研究科 高次脳機能病態学講座)
 演者: 松田 康裕先生(大阪精神医療センター)
 共催: 大日本住友製薬株式会社
スポンサードセミナー2「一地方都市でのリワークの取り組み」
12月4日(土) 12:00~12:50
 座長: 的場 文子先生(メンタルクリニックMatoba 院長)
 演者: 藤井 真春先生(藤井メンタルクリニック 院長)
 共催: 武田薬品工業株式会社 / ルンドベック・ジャパン株式会社
特別講演「行動療法による「ケア力」を養ってSSTをアップデートしよう」
座長:安西 信雄先生(帝京平成大学大学院 臨床心理学研究科)
12月4日(土) 13:00~13:50
竹田 伸也先生(鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学講座 教授)
『行動療法は、SSTのエッセンスの中核をなすパラダイムを有します。なぜなら、SSTをより機能させる力が、換言するとSSTに力を宿すための臨床知が、行動療法に存するからです。では、行動療法のパラダイムを実装することによって、SSTはどのように「より活きる」のでしょう。当日は、その辺りについてお話ししたいと思っています。』 
教育講演2「IPSの実践と効果 〜精神障がい者の『働きたい』の実現のために〜」
座長:加瀬 昭彦先生(横浜舞岡病院)
12月4日(土) 14:00~14:50
林 輝男先生(社会医療法人清和会 理事長)
『IPSは、従来の集団通所訓練型の就労支援と異なり、希望すれば誰にでも直ちに個別で就職援助を行い、一般企業に就職後も支援を継続することで、本当の職場でsocial skillを獲得し、リカバリーを図るアプローチである。IPSは一般就労率を飛躍的に向上させる。 』

シンポジウム 「精神障がいのある人が「働く」の実際と SST 」

12月4日(土) 15:00~17:30
 司会: 倉知 延章先生(九州産業大学大学院人間科学部臨床心理学科)
 シンポジスト: 「精神障害と就労の関係」
植田 俊幸先生(鳥取県立厚生病院・精神保健福祉センター 医長)
「地域支援機関との連携」
有田 信二郎 先生(リベルタス興産 元社長 宇部市社会福祉協議会 会長)
「障がい者が就労継続支援事業所で『働く』意味」
山本 悟 先生(社会福祉法人山家連福祉事業会夢かれん 理事長)
「企業が期待する支援機関の支援について ~雇用促進と職場定着のために~」
谷口 大司 先生(株式会社ファーストリテイリング人事部 労務チーム 障がい者雇用担当)
リカバリーに焦点を置いた就労支援をターゲットにしたシンポジウムを計画しています。就労がうまく行くためには、医療機関・福祉施設だけがいくら頑張っても難しい。なかなか知る機会のない、自治体や雇用する側からの話を聞く機会を提供したいと思い、山口県の代表的な企業である宇部興産の特例子会社「リベルタス興産」とユニクロのブランドで世界的に有名な「ファーストリテイリング」の担当者に話していただく予定です。医療、行政、会社・・それぞれの視点から、意見を交換することで、それぞれに気づきがあれば良いと思っています。SSTの考え方や支援方法が、企業や地域に何らかの刺激になってくれれば良いとの願いを込めてもいます。
オンデマンド配信セッション  ※12月14日から公開いたします
副会長講演「エンパワードSSTの実際」
 
池淵 恵美先生(帝京平成大学大学院臨床心理学研究科 教授)
『医学の発展に合わせてSSTも進化しています。皆の意欲や価値観を大切にする。だからじっくり皆の生活の話をしながら、学ぼうと思えるスキル、それも自分の生き方が裏打ちされているようなスキルを探します。そんなe-SSTをご紹介します。』

教育講演3 逆光からの照射―SSTの真価

 
  西園 昌久先生(一般社団法人SST普及協会 名誉会長/福岡大学 名誉教授)
自主企画「SSTを学ぶ、誰でも、どこまでも」(医師層対策委員会企画)
 
 司会:

天笠 崇先生(静岡社会健康医学大学院大学/代々木病院)

浅見隆康先生(群馬大学健康支援総合センター)
 演者: 「デイケアでのSSTの取り組み 医師としての支援」
小山裕子先生(医療法人互舎会筥松病院)
「SSTを用いた関わりによって危機を乗り越えて今後に役立った事例」
須藤友博先生(群馬県立精神医療センター)
「滞っていた職場復帰がSSTにより一気に進んだ一症例」
高木友徳先生(ともこころのクリニック)
「医師としてSSTを続けてよかったこと」
的場文子先生(ストレスケア235&メンタルクリニックMatoba)
 「原点回帰」という言葉に触れ、私たちがSSTに出会い、SSTを学び、そして日々の業務に役立て続けているのか、改めて振り返ることにしました。
 この企画は二部で構成されています。
一部では、SSTを学んだことで事例への関わり方を工夫でき、SSTの効果を実感できた経験を、医師会員が報告します。報告して下さる方々は、高木友徳先生(ともメンタルクリニック)、須藤友博先生(群馬県立精神医療センター)、小山裕子先生(筥松病院)、的場文子先生(メンタルクリニックMatoba)です。
 二部では、SSTを学び続け、業務に活かすことで、事例への関わり方がどう変わるのか、事例の発表者どうしで話し合いを行います。
 司会は天笠 崇先生(静岡社会健康医学大学院大学/代々木病院)と浅見隆康(群馬大学健康支援総合センター)が務めます。
 私たちSST関係者は、SSTに参加し、学び、そして変わっていく事例の様子から治療関係の、あるいは関わり方の糸口を見つけることができ、その糸口を下に、事例が回復していく姿を目の当たりにいたしました。その原点が私たちをここまで走り続けさせた原動力でした。
 時に原点を振り返り、SSTの電車に乗って走り続けましょう。そしてこれからSSTを学ぼうとしているみなさん、SSTをご自身の業務や日常生活に役立ててみませんか。
 当事者や家族のリカバリーを促進していくために医師の力が必要です。SSTを学び、実践する医師の力が必要です。私たちの仲間になってください。
自主企画「訪問サービス用の服薬・心理教育プログラム(HOPE)の紹介と活用法」
(SST-MMT 委員会企画)
 
 演者: 「訪問服薬・心理教育プログラム(HOPE:Houmon Psycho-Education on Medication Program)を使用した実践報告」
演者:高木 友徳先生(ともこころのクリニック)
「服薬アドヒアランス向上のための訪問服薬・心理教育プログラムHOPEを使ってみませんか」
演者:齋藤百枝美先生(東京薬科大学)
一般演題1「入院:病棟での工夫」
1) 事例検討SST−困難事例の対応を病棟スタッフで考える
演者:安西 信雄先生(帝京平成大学大学院臨床心理学研究科)
2) 医療観察法病棟における放火事件を起こした触法精神障害者に対するSST
−対象者らしい地域生活の再開を目指して−
演者:南 庄一郎先生(国立病院機構 やまと精神医療センター リハビリテーション科)
3) 個別支援SSTを活用した多職種チームアプローチによる対応困難な入院患者の支援の試み
演者:増田 直子先生(船橋北病院)
4) 看護師長のためのリーダーシップ研修会
演者:加瀬 昭彦先生(横浜舞岡病院)
一般演題2「自立支援・就労支援」
5) 仕事復帰を叶えたSST ~クライシスプランを起点して~
演者:繁田 留里子先生(訪問看護ステーション ポプリ高陽)
6) 当事者理解と共生的関係づくりに向けた逆SSTという方法
演者:渡辺 忠温先生(一般財団法人発達支援研究所)
7) 精神科デイケアにおける「地域自立生活準備プログラム」の試行報告
演者:大城真由美先生(医療法人 狭山ヶ丘病院)
8) 外来ショートケアにおける就労支援の役割および意義について考える
演者:肥塚 朋美先生(メンタルクリニックMatoba)
一般演題3「データからみるSST」
9) 当院SSTの30年間にわたる発展と進化~対象者のデータ比較を中心に~
演者:篠崎亜由美先生(社会医療法人清和会 西川病院)
10) 成人発達障害者の職業生活に対するCOVID-19パンデミックの影響:都内成人発達障害者自助グループの例
演者:渡壁 典弘先生(都内成人発達障害者自助グループ当事者)
11) 市民に開かれた『誰でも参加できるSST』を、市民はどう感じたか 
−質問紙の分析を通した参加市民の実態と満足度−
演者:岸本 徹彦先生(兵庫SST研究会&交流会)
12) SSTニューズレターの掲載記事の変遷と今後の展望
演者:溝渕 博美先生(医療法人社団以和貴会いわき病院)
13) 広島SST交流会の活動と今後の課題
演者:河内 直人先生(広島SST交流会)
一般演題4「様々な場面におけるSST」
14) 部活動におけるSSTの実際
演者:品田 卓磨先生(開志学園高等学校)
15) 上司の非言語的スキル習得が部下のストレスへ及ぼす効果の検討
演者:香川 朋美先生(神奈川大学大学院人間科学研究科人間科学専攻臨床心理学領域)
16) 主観的ウェルビーイングがうつ病休職者の社会生活スキルの習得に及ぼす影響
演者:千葉 裕明先生(三木メンタルクリニック)
17) 児童相談所における子どもと保護者へのSSTプログラムの実践報告
演者:福永 佳也先生(大阪府東大阪子ども家庭センター)
18) 保護司のための「事例解決に役立つSST研修」プログラムの開発
~保護司研修特別委員会の活動報告として ~
演者:吉田みゆき先生(同朋大学社会福祉学部)
一般演題5「コロナ禍でのSST の試み」
19) 遠隔による誰でも参加できるSSTの実践報告
演者:佐藤 史教先生(岩手県立大学 看護学部 精神看護学教育研究分野)
20) コロナ禍で継続し続けたSSTプログラムの実践報告
演者:渉里さやか先生(南関東支部 医療法人社団欣助会 吉祥寺病院)
21) ビデオ会議システムZoomを用いたオンラインSSTセッションの取り組み「どないでも参加できるSST」の実践報告(第一報)
演者:田口  功先生(さわ病院)
22) 精神科デイケアにおけるオンラインSSTの実践 ~「ホントにできるのか?」オンラインSST ~
演者:松下 健史先生(大阪リハビリテーション専門学校)
一般演題6「SST 研修・オンライン研修」
23) 面接におけるアセスメントの重要性について
-アセスメントシート、チェックリストの効果的利用方法についての考察-
演者:坂本  浩先生(兵庫医療大学リハビリテーション学部)
24) 2021年度オープニングセミナー・オンライン研修会実践報告
演者:河岸 光子先生((一社)SST普及協会事務局)
25) オンラインによる訪問支援勉強会を実施する
演者:浅見 隆康先生(群馬大学健康支援総合センター)
26) SSTチャンネル開設に関する実践報告~開設の経緯と今後の展望~
演者:水津 貴之先生(医療法人社団欣所会 吉祥寺病院、e-ラーニング委員)
27) コロナ禍における普及協会の普及活動—新たなチャレンジ
演者:天笠  崇先生((一社)SST普及協会事務局)
事務局
〒755-8505
山口県宇部市南小串1-1-1
山口大学大学院医学系研究科 高次脳機能病態学講座
運営事務局
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岡山市南区妹尾2346-1
TEL:086-259-5578 FAX:086-250-7682 E-mail:jasst25@wjcs.jp