この度、第124回日本消化器内視鏡学会中国支部例会の会長を拝命致しました。歴史と伝統のある本会を開催できることを、大変光栄に存じます。2020年6月28日(日)、ホテルグランヴィア岡山にて開催できる機会を頂きましたことを、岡田裕之中国支部長、幹事・評議員の諸先生、並びに会員の皆様に深く感謝申し上げます。
近年の消化器内視鏡診療の進歩は目覚ましく、絶えずアップデートしていかなければなりません。中国地方の会員の皆様も日々努力しているものと思います。したがいまして今回のワークショップのテーマは、「中国地方の消化器内視鏡診療のstate-of-the-art」とさせていただきました。先生方が日々自信を持って行っている内視鏡診療について広くご発表いただき議論を深めていくことができれば思います。また、特別講演では岡山の地で行われる学会であり岡山大学にも川崎医科大学にもゆかりのある群馬大学消化器内科教授の浦岡俊夫先生に特別講演をお願いしています。そして教育講演は会長の私が胆膵を専門にしていることもあり、東京医科大学消化器内科主任教授の糸井隆夫先生にお願いしています。さらに、ブレクファストセミナー、エクスパートレクチャー、ランチョンセミナーと多数のイベントを準備しています。早朝から夕方まで消化器内視鏡学に浸っていただいて有意義な一日になるように準備しています。
一般演題は、恒例になった研修医と専修医には奨励賞が授与される演題と従来の一般演題と3本建てで行われます。従来の一般演題でも会長が選考した優秀演題賞を授与する予定です。将来を担う若い先生方だけでなく幅広い世代の先生方から積極的に発表や議論をしていただき、実りある支部例会になるよう努力したいと思っています。会員の皆様方のたくさんの参加を願っております。何卒よろしくお願い申し上げます。
第124回日本消化器内視鏡学会中国支部例会
会長 河本 博文
川崎医科大学総合医療センター 内科部長