第3回日本下肢救済・足病学会中国四国地方会学術集会
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ご挨拶
第3回日本下肢救済・足病学会
中国四国地方会学術集会
会長 橋本一郎

徳島大学大学院 形成外科学教室

 この度、「第3回日本下肢救済・足病学会 中国四国地方会学術集会」を、2018年9月16日(日)に徳島県阿波観光ホテルにて開催いたします。
 本会開催にあたり、全体のテーマを「進化する下肢救済」とし、主題演題を2つ取り上げました。
 一つ目は「糖尿病性足病変・虚血肢への取り組み 〜内科的・外科的な立場から〜」とし、本会の特徴でもある同一疾患に対する異職種の取り組みを発表できる場といたします。
 二つ目は「NPWTの進歩と課題」とし、今や下肢救済に欠かせない治療法となったNPWTを行うにあたって、常日頃の工夫や問題点を発表していただきます。
 これらの主題演題に関しては一部公募としておりますので、先生方には奮ってご登録いただきますようお願いいたします。
 そのほか一般演題においては、下肢救済・足病に関するあらゆる知見および報告を募集いたしますので、多数のご登録をお願いいたします。
 なお、当日はランチョンセミナーとして、久留米大学医学部形成外科・顎顔面外科学教室の教授である清川兼輔先生にご講演いただきます。清川先生は創内持続陰圧洗浄療法(IW-CONPIT)をはじめとして、下肢救済に関する様々な工夫をご発表されておりますので、皆様にとって有益なお話が聞けると思います。
 さらに、特別講演として南奈良総合医療センター整形外科から門野邦彦先生に「足の解剖と歩行の仕組みに関する基礎、足の機能再建を考慮した手術法」、八尾徳洲会総合病院形成外科から綾部忍先生に「糖尿病性足変形に対するSurgical Offloadingについて」をお願いしました。機能的で新しい手術方法について講演していただく予定です。まさに下肢救済の進化を実感できると思います。看護の面からは教育講演として神戸大学医学部附属病院看護部から野口まどか先生に「圧迫療法の基本と実際」についてご講演いただきます。
 本学会は下肢救済・足病に携わる多職種で構成されており、本会は一同が会する極めて貴重な意見交換の場でありますので、中国四国の下肢救済を盛り上げるためにも皆様の積極的なご参加を心からお待ち申し上げております。
 皆様にとって実りの多き学会となるよう精一杯準備いたしますので、ご助力のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

平成30年5月吉日