日本フットケア・足病医学会 中国四国地方会
ご挨拶

 この度、日本フットケア・足病医学会中国四国地方会の代表世話人を拝命しました徳島大学医学部形成外科学の橋本一郎です。

 会員のみなさまはよくご存知のように、本地方会は全国組織である日本フットケア・足病医学会の地方組織になります。日本フットケア・足病医学会は、2019年に(旧)日本フットケア学会と(旧)日本下肢救済・足病学会が合併したものです。本地方会は足が病的な状態になる前に行うフットケアと病的な状態に陥った足の治療について、学問的、技術的な発展・進歩をめざした情報交換や研究に関する事業を行います。さらにフットケアは患者やその家族、または一般の方々の理解と協力が重要です。そのために、本地方会は会員以外の方にも情報提供を行い、足の健康への関心を高める事業も行います。

 超高齢化社会の現代において、健康寿命が大切であることに異論はないでしょう。足の健康は、身体の健康に直接結びつきます。そのため、本地方会の果たす役割はますます重要になっています。フットケアと足の治療は、広大な分野に関する知識が必要とされます。医学的には創傷、血流、神経、骨、筋肉・腱、皮膚などに関する知識、さらにリハビリテーション、看護、そして装具など多彩な領域になります。それぞれの領域から、多くの会員の入会をお待ちしております。そして本地方会において職種の垣根を超えて協力しあい、足の病的状態の予防とフットケア、治療と研究がますます進歩するよう期待しております。

 どうか日本フットケア・足病医学会中国四国地方会の今後の発展にご協力を賜りますようお願い申し上げます。

代表世話人 橋本 一郎(徳島大学医学部形成外科学)