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ご挨拶
平成25年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会開催にあたって
第48回日本アルコール・薬物医学会 第25回日本依存神経精神科学会
会長
藤宮 龍也
(山口大学医学部
法医学教室 教授)
会長
大熊 誠太郎
(川崎医科大学
薬理学教室 教授)

 この度、平成25年10月3日(木)~ 5日(土)の3日間にわたり、第48回日本アルコール・薬物医学会、第25回日本依存神経精神科学会の合同学術総会である平成25年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会を岡山コンベンションセンターにおいて開催する運びとなりました。この2学会はわが国のアルコール・薬物関連問題の研究と臨床の中心となる学会で、日本依存神経精神科学会は日本アルコール精神医学会とニコチン薬物依存研究フォーラムが平成24年に合同し、この度が第二回目の総会となります。
 お酒は漢の時代より『酒は百薬の長』と言われ親しまれていますが、一方で『酒は百薬の長といへど、万の病は酒よりこそ起れ』という吉田兼好が徒然草の中に記した言葉もあります。過去には全く飲酒をしない人よりも少量の飲酒をする人の方が死亡率の低下が認められるといった、いわゆるJ-shapeやU-shapeと呼ばれる死亡率を表す曲線が報告されています。しかしながら、過度の飲酒はアルコール性肝炎や肝線維症等の様々な疾患の原因となります。つまり、アルコールと上手に付き合うことが精神的、身体的健康につながると考えられます。そこで今年のメインテーマを『飲酒と健康との調和を目指して』とさせて頂きました。
 本学術総会は、アルコールのみならず、依存性薬物による薬物依存の研究者はもとより、アルコール飲用、依存性薬物使用による健康障害の治療・予防に従事する医師やこれに関わるコメディカルの方々が一同に集う日本におけるアルコール・薬物依存の中心的合同学術総会です。本会ではアルコール・薬物依存に関する基礎及び臨床研究の成果を発表するとともに、講師の先生をお招きし、特別講演や様々なシンポジウムなどを企画しているところです。
 是非、多くの皆様に本合同学術総会で最新の研究成果をご発表いただきご議論いただくとともに、最新の情報を収集して臨床や研究にお役立ていただきたいと願っております。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 会場となります岡山コンベンションセンターは新幹線JR岡山駅から徒歩3分ほどの場所にあります。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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