第56回日本循環器病予防学会学術集会
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大阪市立大学大学院生活科学研究科
食・健康科学講座 公衆栄養学
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会長挨拶
第56回日本循環器病予防学会学術集会
会長 由田 克士
大阪市立大学大学院 生活科学研究科 食・健康科学講座 公衆栄養学 教授
 第56回日本循環器病予防学会を開催するにあたり、ご挨拶を申し上げます。

 日本循環器病予防学会は、前身の日本循環器管理研究協議会の時代から、医師とコメディカル、臨床と公衆衛生など、職種や専門性の違いを互いに尊重しながら、循環器病の予防や管理に関する課題解決のため、多様な取り組みを推進してきた学術団体です。また、さまざまな点で垣根が低く、言わばバリアフリー的な運営が伝統となっております。
 一方、本学会では、分野が関連する他学会と共催で「高血圧・循環器病予防療養指導士認定制度」を牽引しています。この目的は循環器病の主たる原因である高血圧等の生活習慣病の改善・予防およびその他の危険因子の管理に関する療養指導を行うために有能な専門的知識および技術を有する職種の資質向上を図り、循環器病の予防や病態改善により、国民の健康増進に貢献しようとするものです。
 そこで、第56回学術集会のメインテーマを「多職種協働により加速する循環器病予防」とさせていただきました。それぞれの職種がその専門性を生かしつつ、有機的に協働することによって、シナジー効果が生まれ、循環器病の予防や管理がさらに大きく前進し、加速することの一助になればと期待しております。
 このようなことから、メインテーマに沿ったシンポジウムや関連のプログラムを予定しております。また、高血圧・循環器病予防療養指導士の受験や認定の更新に必要なセミナー等も開催致します。
 2020年は東京でオリンピック・パラリンピックが、2025年には大阪で国際博覧会(大阪・関西万博)が開催されます。この5年間には、さまざまな分野において革新的な動きが出てくるように予想されます。その起点となる年に新たな発見と理解を得る機会にしていただければと思っております。
 この度は大阪市立大学杉本キャンパスでの開催とさせていただきます。学内の施設を利用するため、会場間の移動や各種の制限事項により、皆様にはご不便をお掛け致しますが、何卒ご理解ください。より多くの皆様にご出席いただけますよう、心からお待ち申し上げます。