第64回日本栄養改善学会学術総会
会長挨拶
 さて、この度、第64回日本栄養改善学会学術総会を、2017年9月13日(水)~15日(金)に、アスティとくしまにおいて開催させていただくこととなりました。徳島県での開催は、第52回学術総会(2005年)以来12年ぶりとなります。四国4県の学会員で組織された実行委員会が中心となり、現在、開催の準備を鋭意進めているところです。

 今回の学術総会では、「栄養学の新潮流~四国から発信する食と健康の新しい融合~」をメインテーマとしました。年一回開催される学術総会は、学会事業の重要な一環であると考えおります。学術に関する学会独自の方向性を示しつつ、本大会に参加する学会員が食や健康に関する最新の知見あるいは実践栄養活動に関する議論を通じ、新たな創造が生み出される学術プログラムを提供出来ればと考えております。

 今回は、特別講演として、あいち健康の森健康科学総合センタの津下一代先生に、「第3期を迎える特定健診・特定保健指導」というタイトルでご講演をして頂きます。教育講演では、臨床研究を行う上で必要な研究倫理について柳先生(帝塚山大学)から解説をしていただき、“健康と食”に関わる話題を中村先生(神奈川県立保健福祉大学)および岡田先生(NPO法人 健康経営研究会 理事長)より提供して頂きます。また、LEDを食品衛生に応用したユニークな研究を高橋章先生(徳島大学)よりご紹介頂きます。

 今回の大会を盛会にして、次の新潟大会につなぐことができるよう支部の会員が一同となり全力で学会運営にあたりますので、ぜひ徳島の地に足をお運び頂くようお願いいたします。
徳島大学大学院医歯薬学研究部
実践栄養学分野
酒井 徹