●ご挨拶
第31回日本プライマリ・ケア学会会頭
岡山県医師会会長
井戸 俊夫
  日本プライマリ・ケア学会学術会議2008岡山が、6月13日から15日までの3日間、「いのち、健康支援から看取りまで」をテーマにして、岡山コンベンションセンター、岡山市デジタルミュージアムの両会場で開催されます。

  今回は、医療関係者のみならず、いま多くの国民にとっても関心の高い緩和ケアや、終末期における医療・介護のあり方、問題の多い後期高齢者医療制度、特定検診・特定保健指導、といった身近なものから、プライマリ・ケア学会で真剣な議論が求められております3学会統合問題など幅広く演題が取り上げられております。

  「晴れの国・岡山」と云はれている岡山県は、全国で最も年間降水量が少なく日照時間が長い県です。

  気候も温暖で果物や魚介類にも恵まれておりますが、岡山市内には日本3名園の一つとされております後楽園が、少し東に足を向ければ備前焼の郷、西隣には大原美術館、瀬戸大橋と美術鑑賞や観光にも事欠かない白壁の街倉敷市があります。これらはいずれも30分以内の近距離にありますので、学会参加の空き時間や学会終了後の日曜日を利用して訪ねてみては如何でしょうか。

  私どもは、全国から一人でも多くの方々に本学会学術集会に参加いただけるよう準備して参りました。また、皆様方と交流を広め、懇親を深めていただきたいと懇親会の準備も整えて御来岡をお待ち申し上げております。