第59回 日本実験動物技術者協会総会
大会長あいさつ
第59回日本実験動物技術者協会総会 in 山陰米子
 大会長 三上 崇徳(川崎医科大学中央研究センター)

 一般社団法人日本実験動物技術者協会は、第59回目となる全国総会を2025年10月23日(木)~25日(土)の3日間、米子コンベンションセンターBIG SHIPおよび米子市文化ホール(鳥取県米子市)にて開催する予定です。山陰地方での開催は、1997年の第31回大会(島根県松江市)以来、約28年ぶりとなります。米子市は山陰のほぼ中央に位置し、山陰各地へのアクセスが良好なことから、山陰の玄関口と言われることもあります。それゆえ、参加者の皆さまには山陰地方全体の魅力を味わっていただきたいとの想いから、今大会は「山陰米子総会」と命名いたしました。
 会場となる米子コンベンションセンターBIG SHIPと米子市文化ホールは隣接しており、共にJR米子駅から徒歩で約5分の好立地です。JR米子駅周辺には宿泊先も充実しており、最寄り駅~宿泊先~会場がかなりコンパクトな範囲に収められる大会に出来ると考えています。
 また、今大会のテーマは「縁」といたしました。「縁」という漢字には「えん」「えにし」「ゆかり」「よすが」など多様な読み方がありますが、シンプルに「えん」と読んでください。私自身、この業界で働き始めてこれまでに様々な縁に助けられ、何とかやってくることが出来たという自覚があります。そしてこれからも、皆さまとの縁に助けていただきながら乗り越えていければと願っています。実験動物技術者が担う業務はどんどん多様化し、個人の知識や技術だけでは対応しきれないということは、皆さまもご経験があるのではないかと思います。そういった時に、同業者や他業種との縁、世代間の縁等々、気軽に相談出来る各種の縁はとても貴重でありがたいものとなります。「縁」というテーマには、「参加者同士の縁を一つでも多く繋ぐことの出来る大会にしたい」「一枚でも多くの名刺を持ち帰っていただける大会にしたい」という想いを込めています。
 そしてテーマを具体化するために、本大会は会場にもこだわりました。米子コンベンションセンターBIG SHIPは非常に広い多目的ホールを有しており、この多目的ホールを中心として、皆さんの縁を繋ぐことの出来る企画を検討していきたいと考えています。また、その様な企画を成立させるためには、ご参加およびご支援くださる皆さまのご協力が必要不可欠となります。お力添えを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
 本文章を執筆している2024年11月現在、実行委員一同で様々な企画を検討しております。情報交換会では、山陰のグルメを出来る限り盛り込みたいと考えております。概要が決まり次第、随時HP等でご案内させていただきます。どうぞご期待ください。 多数の皆さまのご参加を心よりお待ちしております。