第92回日本感染症学会学術講演会 第66回日本化学療法学会総会 合同学会
会長挨拶


第92回日本感染症学会学術講演会
会長 門田 淳一
大分大学医学部呼吸器・感染症内科学講座 教授


第66回日本化学療法学会総会
会長 尾内 一信
川崎医科大学小児科学講座 教授
 皆様、第92回日本感染症学会学術講演会・第66回日本化学療法学会総会 合同学会を岡山の地で平成30年5月31日(木)~6月2日(土)の日程で開催させていただきます。

 テーマは、「グローカル感染症と化学療法—理論と実践、更なる高みを目指して—」としました。近頃は、新型インフルエンザ、エボラウイルス感染症、ジカウイルス感染症などのエマージング感染症ばかりでなく身近な耐性菌問題までも感染症に関する話題は、世界規模に拡大し非常に複雑化しております。このような状況下では、感染症に対して我々は世界規模の視点と共に局地的な視点も併せ持って考慮し対応する必要があります。また、インターネットなどを通じた情報伝達は身近でかつ非常に早いため、今まで以上に迅速に対応する必要があります。世界規模の感染症と局地的な感染症の研究と対策およびそれに伴う化学療法の発展がうまくかみ合い、医療従事者によるチーム医療が進歩すれば、感染症疾患について予防、診断と治療がさらに充実し、日本がイニシアティブをとり世界にさらに貢献できるのではないかと考え、このテーマとしました。
 本合同学会のプログラムについては、プログラム委員長の長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 展開医療科学講座 呼吸器内科学分野教授の迎 寛先生をはじめ、本学会を代表するプログラム委員先生方にすばらしい企画を考えていただいています。岡山コンベンションセンターなどの会場は、岡山駅と隣接しており、アクセスにはとても便利です。会場近隣には、日本3大名園後楽園、岡山城や明治・大正時代の懐かしい町並みがある倉敷美観地区もあります。大会事務局一同、皆様に楽しんでいただこうと準備を進めております。

 感染症に興味を持つ皆様、こぞって参加して楽しんでいただけたらと思います。
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