第11回日本クリニカルパス学会学術集会会長 河村 進
(国立病院機構 四国がんセンター 外来部長)
   
 このたび、第11回日本クリニカルパス学会学術集会を2010年12月3日(金)、4日(土)の2日間にわたり道後温泉のある街、文学の街である愛媛県松山市で開催させていただくこととなりました。

 今回の大会テーマは「変革−さらなる良質医療を求めて−」としました。クリニカルパス学会も11年目をむかえ、導入当初からパス推進に関わってきた関係者も世代交代が必要となり、パスも進化して新世代のクリニカルパスへと変化してきています。本学術集会ではテーマに沿って革新的な企画を、またがんセンター主催となりますのでがん関連の企画も多く取り入れたいと考えています。

 昨年の第10回学術集会(岐阜)で好評であった、教育セミナーも2日間で行う予定です。これからのクリニカルパスを担う人材を育てるために最高の講師陣による講義をお願いしています。またシンポジュウム、パネルディスカッション、教育講演、特別講演はもちろんのこと、一般演題として、できるだけ多くの方に発表していただくために、口演発表、展示発表、パス展示を行います。特に今回は展示発表の演題をより多くの方にお聞きいただくためにデジタルポスター会場を設けポスター画面を投影しての発表を企画しています。

 会期中はNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」第2部が放映中でもあり、これにちなんだ特別講演なども企画しております。

 中規模のがん専門病院が総力を結集して、松山らしい企画で皆様をお待ちしています。会場では小説「坊ちゃん」に登場するマドンナたちが皆様のご参加を心よりお待ち申しあげております。
独立行政法人国立病院機構 四国がんセンター